こちらは、AlSi10Mgのナックルジョイントです。
お客様より、「機能性は変えずに軽量化したい」ということで、当社にご相談がありました。
そこで「金属3Dプリンタ工法転換ラボ」では、金属3Dプリンタヘの工法転換をご提案しました。
従来は複数部品を組み立てる工程が発生していましたが、金属3Dプリンタ(金属積層造形)であれば、部品の一体化が可能になり、さらに軽量化・高機能化を実現することができます。
本製品はサイズが230×230×180と比較的寸法が大きいため、特に造形姿勢をどのように設定するかによって、造形スピードや品質が大きく左右されます。したがって、精度・面品質が出やすい造形姿勢を検討・設定しました。
さらに、特殊なサポート材を用いることで、精度が出て、且つ仕上げ時間を掛けないように工夫しました。
当サイトを運営する東金属産業株式会社は、本事例のように複数部品からの組立品を金属積層造形に置き換えるご提案を積極的に行っております。その際は、お客様のご要望・要求仕様を丁寧にヒアリングさせていただいたうえで、工法転換によりどの程度の納期・コストメリットを得られるかのシミュレーションも実施しています。
金属3Dプリンタへの工法転換をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。