こちらは、SUS316Lのプロペラです。
お客様より、「形状的に、切削だと取り代が多くコストが高くなってしまうので3Dプリンタを検討したい」ということで、当社にご相談がありました。
そこで「金属3Dプリンタ工法転換ラボ」では、機械加工レスで造形+バフ研磨で製作することをご提案しました。
本製品のような複雑形状品の場合、通常は五軸加工となるためコストが上がってしまいますが、金属3Dプリンタに工法転換することで、機械加工レス・ニアネットシェイプ造形が可能となり、コストダウン・納期短縮を実現しました。
造形条件を設定する際は、アンダーカット面を綺麗に仕上げることを念頭に条件出しを行いました。さらに、面粗度を向上させるためバフ研磨を入れています。
当サイトを運営する東金属産業株式会社は、本事例のように切削加工、特に五軸加工でのコスト・納期に課題がある製品について、金属3Dプリンタへの工法転換のご提案を積極的に行っております。その際は、お客様のご要望・要求仕様を丁寧にヒアリングさせていただいたうえで、工法転換によりどの程度の納期・コストメリットを得られるかのシミュレーションも実施しています。
金属3Dプリンタへの工法転換をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。